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平成18年 雪中花水祝
北越雪譜(鈴木牧之 著)に記述されている『雪中花水祝』は新潟県魚沼市の堀之内の伝統行事です。
昨年度結婚した新婿に元日に汲んだ若水を浴びせかける荒々しい行事です。夫婦和合・家内安全の願いを込めて行われます。
今年は13名の新婿が参加予定です。 |
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【奇祭 雪中花水祝】 |
『雪中花水祝』は北越雪譜(鈴木牧之 著)に記されている奇祭です。越後ほりのうちでは、今から500年以上も昔、応仁文明の乱の頃から、国禁となる正徳年間の頃まで、この行事が行われていたと言われています。
この『雪中花水祝』は八幡宮の氏子が結婚すると、翌年の旧暦1月15日に神社から若水という水を賜るという祝い事で、天鈿女命と猿田彦命に扮した人が女陰と男根の模型を持ち、様々な装束を装った多数の人と新婚の家を回って、花水を婿殿に浴びせます。
男の陽火に陰水を浴びさせて、子を成し、妻の火を留めるという子宝を授く祝事で、この日は遠近の老若男女が集まり、賑わいは大変なものだったそうです。
現在は当時をそのまま再現することができず、現代版に簡略した形態で、毎年2月11日に八幡宮境内で盛大に行われ、春を告げる祭りとして親しまれています。
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■吟醸酒 雪中花水祝
18年間培ってきたこの奇祭「雪中花水祝」を
通して、故郷をへの熱い想いや末永い繁栄への願いを込めて、蔵元にお願いして製品化しました。
キレの良い味わい、柔らかな喉越しをお楽しみ
下さい。お食事の友として、またお土産や記念品にいかがでしょうか。
販売期間:1月16日〜2月28日
720ml 1,575円 |
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【 目 次 】 |
- 若水取りの儀
- 新婿迎えの儀
- 水祝いの儀
- うまいもの市
- ハト枝飾り
- よさこい踊り
- 和太鼓演奏
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